mistyアタマひとつリード !
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おっと、misty、アタマひとつ抜け出ました!
「アトへ!」
「・・・・・・」
散歩のたびに繰り返される、これら一連の行動。
決して物覚えが悪いからではありません。理由があるように思えるのです。

「アトへ」のコマンドを受けて、mistyが私のうしろに下がるだけでなく、Marineよりうしろにいる点に注意です。そこにmistyの気持ちが隠れているような気がします。
mistyはMarineが4歳の時やってきました。越えられない存在としてのMarine。群れの最後に加わったmistyは、群れから遅れまいと気が気ではないのでしょう。2頭並べばMarineより早く、Marineより先に。mistyにそうした自覚があるから、コマンドを出すとMarineのうしろに下がるのではないかと思うのです。散歩中に限らずいつも必死に自分の存在をアピールし続けています。だから、私のそばにいるのもいつだってmistyです。ほめられても怒られても、注目されていれば幸せそうです。
性格、あるいは本能といってしまえばそれまでですが、私にはとてもけなげにみえます。小さなアタマで考えて、神経を使って必死に生きています。だから、時々向き合って、目を見ながら声をかけてやるのです。「心配するな、もう少し気楽に暮らせよ」と。
四六時中wan達と一緒にいると、彼らの心のひだが読み取れることがあります。もっとほかの解釈や考え方もあるのでしょうが、私にはそう思えるのです。
ちなみに、misty1頭で散歩するときは、私より前を歩くようなことはありません。また、ふだんはMarineを慕って仲良く暮らしています。