「線の巨匠たち」展ほか
|
「線の巨匠たち−アムステルダム歴史博物館所蔵 素描・版画展」を見てきました。
一部銅版画などもありますが、素描(デッサン)が中心の展覧会です。
レンブラントをはじめ、どれもわたし好みのいい作品ばかりで、めずらしく最初から最後までじっくりと「熟読」してきました。
17世紀頃のオランダ絵画の傾向とはいえ、神業のような描写力です。
使っている画材が、紙に鉛筆、チョーク、ペンといった私たちの身の回りにあるありきたりのものであるからなおさらです。

カタログの表紙:アドリアーン・ファン・デ・フェルデ作 座る若者の習作
少し時間があったので、池之端にある岩崎邸を見てきました。
三菱財閥岩崎家本邸として明治29年に建てられた建物で、鹿鳴館の建築家ジョサイア・コンドルの設計です。
玄関側正面外観




このような細密画の展覧会には、大きな天眼鏡が必需品かも。
情けないことに、わたしの視力の限界を超えた作品ばかりでした。
(by segawa)