瀬川洋文アトリエのDog's eye view

わが家の初冬の風物詩

けさ早く、いつもお願いしているところから干しダイコンが届きました。
今年もタクアンを漬ける季節になりました。

天気予報を確認すると明日は雨。そこで、すぐに干すことに。
２本ずつ葉の付け根で束ねるだけなのであっという間です。

家中の窓辺にずらりと並んだダイコンは、わが家の初冬の風物詩です。最近では、農家の庭先でさえ見かけなくなった大根干し。
たくあん漬けは味噌造り同様、10年近く続けています。

(by segawa)

手前味噌完成

今年も自家製の味噌、「手前味噌」が完成しました。
玄米麹を使用したせいか、とても香ばしく仕上がりました。2月に仕込んでから9ヶ月、途中1度だけ切り返しをしましたが、あとはほったらかし。麹の発酵パワーに感謝。

(by segawa)

ヒコーキの和菓子

ある知り合いの方から、定年を記念した素敵な贈り物をいただきました。
長く国際線のパイロットをされていた方で、
今後は心機一転、新たな空に飛びたたれるとのことでした。

ヒコーキがモチーフになった和菓子です。

パッケージもお菓子もヒコーキ＋飛行機雲のデザインです。仙台の「森の香本舗」という和菓子屋さんの手になるオリジナルで、とても上品な味でした。仙台に行ったらぜひ訪れたいお店です。

(by segawa)

Vegetarian's Day

ベジタリアンの日、といっても公な記念日ではありません。
自分記念日です。
思うところあって菜食中心の生活になって今日でちょうど7年。早いものです。
外食するときにチョット困ることもありますが、その辺はおおらかに対応しています。正確には、ラクト･オボ･ベジタリアン(Lacto-Ovo Vegetarian)といって、乳製品と卵はときどきいただいています。もともと健康管理やダイエットなどが動機で始めたわけではありませんが、結果的にすこぶる健康的な毎日を送ることができています。

(by segawa)

手前味噌

もうかれこれ7、8年続けている味噌の仕込み。
2月に仕込んだ味噌の切り返しをしました。
切り返しというのは、均質になるように仕込んだ味噌の上下を入れ替えること。今年はすっかり忘れてしまって、ひと月遅れです。
茶色い液体が、いわゆる”たまり”です。濃い口醤油と違って、うま味成分満点です。まだ色も薄く味に角がありますが、順調な仕上がりです。暑い夏を乗り切って秋になれば、まろやかでコクのある世界一の味噌が完成します。←手前味噌

(by segawa)

納豆をねりながら・・・

いつも思い出すのは、北大路魯山人の言葉。(※)

「･･･このねり方がまずいと、納豆の味が出ない。納豆を器に出して、それに何も加えないで、そのまま、二本の箸でよくねりまぜる。そうすると、納豆の糸が多くなる。蓮から出る糸のようなものがふえて来て、かたくて練りにくくなって来る。この糸を出せば出すほど納豆はおいしくなるのであるから、無精をしないで、また手間を惜しまず、極力ねりかえすべきである。
　かたく練り上げたら、醤油を数滴落としてまた練るのである。また醤油数滴落として練る。要するにほんの少しずつ醤油をかけては、ねることを繰り返し、糸の姿がなくなってどろどろになった納豆に、辛子を入れてよく攪拌する。･･･中略･･･最初から醤油を入れてねるようなやり方は、下手なやり方である。･･･」

魯山人さん、今朝もちゃんと励行しましたよ。また、
「･･･一番美味しいのは、仙台、水戸などの小粒の納豆である。神田で有名な大粒の納豆も美味しい。しかし、昔のように美味しくなくなったのは遺憾である。･･･」
ともあります。魯山人さん、神田明神、天野屋さんの芝崎納豆のことでしょうか。あの納豆、昔は今よりさらに美味しかったのですか？ぜひ味わってみたかったですね。でも、私にはいまのものでも十分に美味しく感じられますよ。

※北大路魯山人 著　平野雅章 編　魯山人味道 (中公文庫 九版)
最新版のものとは表紙の図版が違います。

(by segawa)

朝ごはん

季節を問わず、ここ何年も続けている朝ごはんの基本メニューです。
もちろんその時々によって変わることもありますが、玄米に、納豆、タクアン、白ごまをすったものが基本です。これにみそ汁と食後に果物を頂きます。ご飯より納豆が多いのにお気づきでしょうか。”ごはんを納豆にかけて”頂くのです。納豆が大好きだからというのが一番大きな理由ですが、ふだん肉や魚などの動物性タンパク質をあまり摂らないので、その代わりの重要なタンパク源にもなっています。じつはこの納豆、自家製です。少し多めに作って冷蔵庫に常備しています。タクアンも自家製で初冬にたくさん漬け込んだものです。テレビ番組のいい加減な報道ですっかりイメージダウンしてしまった納豆ですが、私の体にはとても良く合っているように思います。タンパク質の優れた供給源という以外に、発酵食品としていろいろな効能があるそうです。（※）

※小泉武夫 著　納豆の快楽 (講談社文庫)　他

(by segawa)

地産地消

わたしの住まいのまわりには、少なくなったとはいえ、まだ畑が所々に残っていて、農家がおいしい野菜を育てています。
土曜日の朝は、畑で獲れたばかりの野菜を買い出しに農協に行きます。

どれもスーパーなどで売られている野菜のように小綺麗で「おひとついかがですか」と、ささやきが聞こえてくるような愛想のよさはありません。ぶっきらぼうな顔をしていて、食べてみると少々筋っぽかったり硬かったりすることもあります。でも、とにかく瑞々しくて、何よりもちゃんと野菜本来の味がします。新鮮な野菜を食べつけると、必要以上に甘かったり柔らかい野菜は、とても不自然に感じます。また、よそで真冬にトマトやキュウリを見たりすると「！？」と思うようになりました。
鉢植えの花などもたくさん売られています。もちろん農家の方が丹精込めて育てたものばかりです。

もうじき夏野菜の季節がはじまります。今からとても楽しみにしています。

(by segawa)

昼食はミューズリー

外食やインスタント食品があまり好きではないので、昼食はアトリエでパスタやそばを茹でたり、トーストや目玉焼きを作ったりしていますが、締め切り間近で忙しかったり、打合せのタイミングなどで昼食を摂りそびれてしまうことがあります。
そんな時は、手間いらずのミューズリーを食べることが多いです。最初は鶏のエサのような感じがして、何だかなと思っていましたが、いまではヨーグルトをかけるなどしておいしく頂いています。慣れとは怖いものです。(by segawa)
わたしにも、ミューズリーください！(by misty)スイスで生まれたものだそうですが、写真の製品はドイツのSeitenbacher社製です。未精製の麦類に、ドライフルーツ、ナッツ、ひまわりの種などが入っていて、見るからにヘルシー（見かけはやっぱり鶏のエサ）な感じです。グラノーラのように甘くなく、コーンフレークやオートミールのように単一の材料でできているわけでもないので、ビタミンやミネラルなど栄養素が多いといわれています。繊維分が多いせいか、見た目よりしっかりした食べ心地がします。パッケージの裏には100g中、カロリー347kcal、タンパク質12g、炭水化物59g、脂肪7gとあります。(by segawa)

おいしい！

今朝買ったタケノコ、夕食にわさび醤油で頂きました。柔らかくてとてもおいしかったです。自然の食べ物は取れたてに限りますね。「地産地消」です。(by segawa)